2013年4月28日日曜日

連休が始まりました

今年の春の連休は寒い中からスタートです。ニセコの山々はまだ雪で覆われています。ゲレンデは、ボーダー、スキーヤーで賑わっています。

今日(28日)のゲレンデと羊蹄山(山頂は雲に隠れていました)
昼過ぎのゲレンデの様子を撮りました。昨年に比べると雪の融けるのが遅いようです。    連休中、絵本カフェはオープンしていますので是非お立ち寄りください。

2013年4月16日火曜日

ゆっくり読む童話

『雪だるまの雪子ちゃん』  江國香織   銅版画・山本容子 
 山のふもとの、小さなしづかな村に、野生の雪だるま「雪子ちゃん」が住んでいました。野生の「雪だるま」って、普通の雪だるまと、どう違うの。『雪子ちゃん』と、隣に住む『百合子』さんと、その周りに集まる人々の暖かい交流。雪だるまのお話ですが、とっても暖かくなります。陽があたる部屋でお茶を飲みながら、ゆっくり読める童話です。
「雪だるまの雪子ちゃん」偕成社刊・銅版画の挿絵

庭のアーチが曲がってしまいました。

今年の雪はドット降って寒く,そのため雪がしまって、アーチを押してしまい曲がってしまったのでしょう。昨年はなんともなかったのですが、やはり今年は雪が多かったのでしょうか。修理がおもいやられます。
あめ
曲がってしまった庭のアーチ

2013年4月11日木曜日

春の陽差しが差し込む部屋で本を読むのはいかがですか。

ようやく春らしくなり雪がどんどんとけていく今日この頃です。ニセコの山々も春の山肌になってきました。
 ホールや2階の喫茶室に陽が差し込むとポカポカと暖かくなりコーヒーと本を読むにはピッタリの場所となります。
 こんな日に、この一冊の本はいかがでしょうか。
  小熊秀雄ー詩・ひと・童話・-『飛ぶ橇(そり)文庫』 
               小熊秀雄賞市民実行委員会刊 
『飛ぶ橇文庫』
小熊秀雄・・・・1901年(明治34年)小樽にて出生 1922年(大正11年)旭川移住。1923年(大正13年22歳)最初の詩作、童話を旭川新聞に発表。1925年(大正14年)24歳のとき小学校の音楽教師、崎本つねこ子と結婚、翌年長男「焔」出生。1927年(昭和2年)26歳詩誌「円筒帽」を発刊。1931年(昭和6年)プロレタリア詩人会に入会。プロレタリア文学運動に参加。1933年(昭和8年)32歳小林多喜二の関連で、拘留される。1935年(昭和10年)34歳長編詩「飛ぶ橇」を発行。1939年(昭和14年)38歳、荒正人等らと「現代文学」創刊。1940年(昭和15年)39歳、旭太郎のペンネームで子供向け漫画の「火星探検」の台本を書いた。この年の11月20日東京豊島区千早町のアパート自室で肺結核で逝去。
  1967年(昭和57年)小熊秀雄賞制定
絵本カフェに置いてある小熊秀雄「飛ぶ橇文庫」は童話・詩集等10冊入っています。気軽に陽にあたるところで読んでいただきたい一冊です。

上・2階の喫茶室ゆっくり本が読めます。下・ホールの陽あたりよいテーブル。

2013年4月8日月曜日

一年生になったら

ここにくる子供たちが年長組みになり、小学校入学近くなると「おっと合点承知之助」や「ともだち」「たいせつなこと」というような本を取り出してきます。
  『おっと合点承知之助』  文 斎藤孝  絵 つちだのぶこ ほるぷ出版
おじいちゃんと子供たちが、「驚き桃の木山椒の木」「その手は桑名の焼蛤」など、たのしいことば遊びをくりひろげます。
  『ともだち』  文 谷川俊太郎  絵 和田誠  玉川大学出版部
谷川俊太郎が子どもと親に送った永遠の「言葉」
  だれだって ひとりぼっちでは いきてゆけない。
  ともだちって すばらしい。
  ともだちと てをつないで
  ゆうやけを みた
  ふたりっきりで
  うちゅうに うかんでるー
  そんな きがした。
  ともだちと けんかして
  うちへ かえった
  こころの なかが
  どろで いっぱいー
  そんな きがした
  ともだちも 
  おんなじ きもちかな
  『たいせつなこと』 作 マーガレット・ワイズ・ブラウン
              絵 レナード・ワイスガード 訳 うちだややこ
             フルーベル館
自然にとって「たいせつなこと」日常生活にとって「たいせつなこと」あなたにとって「たいせつなこと」


2013年4月7日日曜日

入学式

今年の4月は孫二人が小学校入学となります。土曜日には三女の娘が入学式を済ませ、月曜日には長女の娘が入学式です。春真っ盛りです。 
 地元の樺山小学校(西小学校樺山分校)の入学式も土曜日の午後からありました。今年は入学児童は9人で全校生徒31人となります。30人の前項児童の数は久しぶりです。しかし、三女の娘が入学した町の小学校は入学児童は18人でした。以前は入学児童は30人くらいいたのに、少子化でしょうか?
上三女の娘の入学式。下樺山小学校の入学式

2013年4月6日土曜日

電子絵本イベント

3月31日に直木賞作家、佐々木譲氏による『電子絵本』による朗読イベントを催しました。前半はチェロ奏者、竹本利郎氏の演奏があり、子供たちに楽器の構造をわ分かりやすく説明していただきました。竹本氏は佐々木氏の電子絵本『図書館の子』の音楽を担当しました。  佐々木氏が北海道から電子書籍を発行するプロジュクトを立ち上げて活動しています。その第三弾として、『図書館の子』が完成しました。当日はi-padからプロジェクターを通してスクリーンに  投影して佐々木氏が朗読しました。
 『図書館の子』のあらすじ
   吹雪のきざしの冬のある日。「ぼく」は用事で出かけたかあさんの帰りを街の図書館で待っていた。日が暮れてもかあさんの迎えはなく、窓の外は猛吹雪。早めの閉館を決めた大人たちは、「ぼく」に気付かず、ドアを閉めて帰ってしまった。閉じ込められた「ぼく」の前に現れたのは、奇妙な服を着た「おじさん」。「おじさん」が本を開くとそこには不思議な世界が広がっていた・・・・・。                              

チェロの演奏と電子絵本の朗読
「図書館の子」挿絵

「図書館の子」の前に「サーカスが燃えた」と「はるがくる」の朗読がありました。 
 『サーカスが燃えた』は佐々木氏が実際の体験に基づいた童話です。札幌に住んでいた1959年6月札幌で実際に起こっています。
 『はるがくる』は佐々木氏監修のもと、絵本の原作となるシナリオを北海道で一般公募して、美幌町出身の寺崎好美さんが選ばれ、イラストは北見市出身の佐々木美保さんが手がけました。

「サーカスが燃えた」と「はるがくる」
『図書館の子』はi-padアプリhttp://jpbp.org/project03/jp.html有料配信中・350円  
『サーカスは燃えた』『はるがくる』はiTunes Storeのi-padで配信中

子供たちは電子絵本を見たのは初めてらしく興味深くi-padの画面をみていました。この電子絵本については様々な意見があります。機会がありましたら、絵本の今後ということもとりあげていきたいと思っています。

2013年4月5日金曜日

今日、今年も『もるげんろーと』の庭で一番に咲く、福寿草とスノードロップの花を見つけました。


福寿草とスノードロップ

2013年4月3日水曜日

久しぶりです

長い間ブログから遠ざっかっていました。冬のニセコの賑わいがうそのように静かになり、雪も解け始めた今日この頃です。1月20日には久しぶりに、福井良さん(ピアノ)と辻みつひろさん(ベース)を迎え、ジャズライブを催しました。
   
ライブポスター
良さんとは30年来お付き合いいただき、「もるげんろーと」でのライブも10回ほど催していただきました。辻さんは地元出身のベーシスト。
  当日はスペシャルゲストとして、数学者の秋山仁先生と女優の由美かおるさんが来まして、お二人でアコーデュオンを演奏してくれまして、会場のお客様は大喜びでした。秋山先生は20数年前、我が家の子供たちが通っていた樺山小学校で算数の授業をしていただき、我が家に宿泊しました。                

ライブ写真集とライブ風景
  良さんのライブが聴ける店が札幌にあります。良さんが経営するジャズバー『スローボート』(中央区南3西3もりにビル4階 011-210-5144)があります。是非お出かけください。 後日、秋山先生と由美かおるさんから本が送られてきましたので、紹介します。                                                                



由美かおる はり絵展集の中の一つ




由美かおる はり絵展集



とにかくおもしろい数学の本です。発行 近代科学社2000円(税抜き)