2012年3月31日土曜日

今日、昨年夏福島県から一時避難でニセコに滞在していた山田さんと、山田さんのお友達が訪ねてきました。昨年夏、ニセコには約300名位の親子が一時避難で、一ヶ月間過ごしていました。帰省するとき山田さんのお父さんがお子様と一緒にいらして、福島の現状、学校の除染の状況、その現場を写した写真を置いて行かれました。帰省されてから一冊の写真集が山田さんから届きました。『のこされた動物たち』ー福島第一原発20キロ圏内の記録ー大田康介・飛鳥新社刊。     
 この写真集をすべて見るのはとても苦痛でした。それほど私や妻に衝撃を与えました。この本に添えられ手紙の中で山田さんはこう書かれていました。『・・・・・福島も寒くなりました。物言わぬ草木、無人の子どもの声が消えた公園に申し訳ない気持ちになります。この本は語っていますね。畜生は人間だ  と。・・・・・・・・・・・・』      この夏また元気でお会いできることを楽しみにしております。                         
カフェの本棚にこの本あります。是非ご覧になってください。

0 件のコメント:

コメントを投稿