2013年7月3日水曜日

あまん きみこの絵本

あまん きみこの絵本3冊を取り上げてみます。


上から「ちいちゃんのかげおくり」「天の町やなぎ通り」「海うさぎのきた日」
『ちいちゃんのかげおくり』・・・「かげおくりって、なに?」と、ちいちゃんもたずねました。「とお、かぞえるあいだ、かげぼうしをじっと見つめるのさ。とお、といったら、空を見上げる。すると、かげぼうしがそっくり空にうつってみえる。」と、おとうさんがせつめいしました。・・・・・・つぎの日。からだのよわいおとうさんは、せんそうへといってしまったのです。
     あかね書房刊   あまんきみこ 作   上野紀子 絵  
『天の町やなぎ通り』・・・[てんのまちやなぎどおり四ちょうめ十一ばん  しらはまなみこさま]
  小さな町の小さなゆうびん局で、その日もこんな手紙が見つかりました。これで六通になりました。局長さんは困ってしまいました。この住所はどこにもありません。でたらめな住所なのです。それは子どもの字でした。局長さんは封筒の裏の差出人の住所を訪ねることにしました。・・・・・・・・
    あかね書房刊    あまんきみこ 作   黒井 健 絵
『海うさぎのきた日』・・・このごろわかばだんちでは、なわとびがはやっているの。でも、わたし、だめ。うまくとべないもの。みんな、どうしてあんなにとべるのかな。・・・・・・・・・・
 おおなみ こなみ
 ぐるっと まわって ねーこの目
りっちゃんは、なわとびがうまくできません。ある日、波を見に、海へゆきました。砂浜では、うさぎたちが、なわとびをしていました。・・・・・・・・・・・・・・
   小峰書店刊      あまんきみこ 作   南塚直子 絵
  

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