2012年12月3日月曜日

いよいよ冬です

静岡から帰ってきて、冬支度を早く早くしなければと思いつつ雪囲い途中で、ついに雪が降ってきた。そして12月、スキー場もオープンし、ゲレンデが賑わい始める季節となりました。     
    冬と雪の絵本を3冊とりあげます。
       
   『ゆきおんな』 中脇初枝・文  佐竹美保・絵  小学館刊     
私も子どもの頃、「ゆきおんな」の話を父や、母からよく聞きました。小さな田舎町だったので夜は暗く、冬の雪が深深と降る夜は「ゆきおんな」の話が本当なんだという感じがしました。「ゆきおんな」の話は各地に語りつがれています。 
 この絵本はどんな「ゆきおんな」でしょうか。
  『だんろのまえで』 鈴木まもる・作・絵       教育画劇刊  
ぼくは やまの なかで みちに まよってしまいました。 
ゆきも ふってきて さむくて とっても つかれて あるいていました。
     ぼくは大きな木を見つけ、その木のドアをあけ、休ませてもらうことにしました。そのなかはには・・・・・
  『さみくてあったけえ』 うとうさとこ・著作      新風舎刊
ふゆがきて さむくなったら がっこうへいくのが いやだな
   青森県南部弁で語る雪国の絵本


ゆきおんな



 だんろのまえで

さみくてあったけえ

2012年11月16日金曜日

数十年振りの上高地

10月の末、妻の実家、静岡伊豆半島に母の法事のため、帰郷しました。静岡にくるのも私は8年振りくらいに成ると思います。途中、新しくなった東京駅に立ち寄りました。妻は東京時代、駅の向かいの、丸ビルの中に入ってた会社に勤務していました。今はすっかり変わり当時の面影はありませんでした。




新しくなった東京駅と、ドームの天井
北海道にくらべるととても暖かくこのままここに住みたくなりました。
まだ、稲刈りをしている田んぼがありました。
静岡の実家の浜辺
八ヶ岳を望む
  時間の空いた1日、それこそ弾丸ツアーで富士山の麓を通り、上高地へとむかいました。途中八ヶ岳が見えました。この山は、私が一番最初に冬山を経験した山でした。途中、諏訪湖を望むインターチェンジで休憩しました。学生時代、この諏訪湖を望む上諏訪駅で下車し、霧ヶ峰のヒュッテジャベルへと通いました。いよいよ久しぶりの上高地です。山歩きをしてた頃がよみがえりました。大正池と穂高岳、丁度、穂高連峰に初雪が降ったときだったので、紅葉と雪のコントラスがとても素晴らしかったです。
諏訪湖を望む


大正池と穂高岳












































穂高岳と岳沢

2012年11月5日月曜日

ようやく薪割りが終了しました。

10月23日に静岡に行かなくてはならなくて、何とか前日までに終えることが出来ました。











チェンソーで輪切りにし、斧で割り、ようやく薪を積みました。

2012年10月15日月曜日

おもしろがる絵本


今日、羊蹄山にうっすらと山頂に雪がついたようです。時々、子どもに読み聞かせをするとき私が取り上げる絵本を紹介します。
絵本の表紙が中途でごめんなさい。『はえをのみこんだおばあさん』(シムズ・タバック作・木坂涼訳・ブルーベル館)英語版『Theae was an   

2012年10月11日木曜日

なかもとさんの絵本  Mkiko Nakamoto


 Mikiko Nakamotoの絵本
中本さんは、京都から夏の間、ひらふの別荘に長期に滞在して、絵本カフェに顔をだしてくれます。絵本は幼児から小学生低学年を中心とした、わかりやすい英語の絵本です。多分、お子さんが手にして読んでいるかもしれません。とても素敵な女性です。来年も、「こんにちわ」と顔を出してくれることでしょう。

2012年10月8日月曜日

映画『じんじん』について

映画「じんじん」のパンフレット       

来春公開の映画「じんじん」について書いてみます。このパンフレットから。「立石銀三郎(大地康雄)は伝統芸能を伝える大道芸人。よくなついた一人娘は、銀三郎が毎晩のように語り聞かせるお話が大好きだった。しかし妻と別れてからは会うことを許されず、娘との思いでは彼女が6歳のまま止っている。ある日、銀三郎の幼なじみが営む農場に農業研修で女子高生がやってきた。そこに里帰りをした銀三郎。・・・・・・・・・・・・・・」

この映画を上映する応援団を募集しています。羊蹄山麓の町村の方で上映したいという方がいましたら一方ください。この映画の台本が当絵本カフェに置いています。出演俳優は、大地康雄・佐藤B作・中井貴恵・井上正大・小宮孝泰・若林麻由美・小松美咲・中田喜子・絵沢萌子・手塚里美・板尾創路・             監督    山田大樹


  

2012年10月6日土曜日

宿泊もできます




ツインルーム

















客室は3部屋ツインルームで1部屋はシングルルームとなっています。夕食はなしで、1泊朝食つきとなります。         
     ブログをみて予約された方はシングルルームの宿泊料金5800円(通常6300円)
    ツインルーム(2名利用の場合)
    1名につき5800円(通常6300円)両料金とも土曜日、祝日前は500円UP。年末年始料金は別となります。真向かいには『天然温泉ゆころ』があります。
    ゆっくりと秋の一日、陽のあたるホールで絵本をご覧になってはいかがですか。
    
      


    

2012年10月5日金曜日

ごめんなさい、10月は臨時休業が多くて?

羊蹄山も紅くなりはじめました。まだ薪割りは継続中です。この10月は申し訳ないですけど、6日7日、12日13日14日と臨時休業します。次女の結婚式等で、なにかと気ぜわしく、休業します。  
   絵本カフェには宮沢賢治の絵本が何冊かあります。次女が以前、岩手県の小岩井農場に勤務してたのが縁で何冊か集めました。
黒井健著・詩宮沢賢治『私のイーハトウ”』

この絵本の表紙は小岩井農場の風景です。絵本の中にも小岩井農場の風景画が載っています。次女が農場を退職する直前に農場の奥の方まで見学させてもらいました。     

   小岩井農場は宮沢賢治の原風景の1つであることがわかりました。     
『狼森と笊森、盗森(オイノもりとざるもり、ぬすともり)』宮沢賢治・作 村上勉・絵 偕成社刊
この作品は小岩井農場の北の方にある黒い松の森のお話です。小岩井農場は宮沢賢治の童話の臭いがする所なのです。是非、賢治の絵本を手に訪れてみてください。

2012年10月1日月曜日

10月になってしまった。どうしよう





薪のやま

チェンソーで薪をきる

                     
10月になると雪の便りが聞こえてくる。薪の山にはため息がでる。いそがなくちゃ。ああしんどい!!


2012年9月26日水曜日

映画と宮沢賢治

久しぶりに夫婦で映画を観にいきました。
 高倉健主演の「あなたへ」という映画で、亡き妻の遺言を手に、もう1つの遺言を求めて妻の故郷、平戸に
たどり着くまでの物語です。現在もロードショウ中です。高倉健の映画といえば、「日本侠客伝」や「網走番外地」を学生時代夢中で観たもです。その後、「八甲田山」や「鉄道員(ぽっぽや)」「ほたる」「幸福の黄色いハンカチ」「居酒屋兆次」などなど、高倉健の出演映画は観るたびに「人間」を感じるようになった。
   今回の映画で妻役で出演している田中裕子が、高倉健が刑務官(刑務官役)として勤めている刑務所に慰問に行きそこで歌った曲が宮沢賢治の歌曲だったのです。
           星めぐりの歌
     あかいめだまの     さそり
     ひろげた鷲の       つばさ
     あおいめだまの      こいぬ
     ひかりのへびの      とぐろ
     オリオンは高く       うたひ  
     つゆとしもとを       おとす
                          
     アンドロメダの       くもは
     さかなのくちの       かたち
     大ぐまのあしを       きたに
     五つのばした        ところ
     小熊のひたひの      うへは
     そらのめぐりの       めあて   
田中裕子がこの曲を映画の中でとても哀愁をこめて歌っているのです。この曲が入っているCDを探しています。絵本カフェにも何冊かの宮沢賢治の絵本があります。次女が賢治ゆかりの小岩井農場に勤務していたことがあり、私たちも農場を見学にいきました。


 宮沢賢治パンフレット



宮沢賢治が愛用したもの

小岩井農場(パンフレット部分)

2012年8月28日火曜日

残暑は続く・・・参ります。


北海道の夏は、お盆が過ぎ、学校の夏休みが終わりと同時に過ぎ去るものだが、今年はどうしたものかいまだに30度近くの温度、ニセコの風もなまあたたかく、秋風がまちどおしいです。今年の夏も福島県や、関東圏から放射能影響を避けるためにニセコに多くの人たちが訪れていました。
  暑い日が続くと思い出されるのが2010年8月6日に訪れた被爆65周年広島原爆死没者慰霊式・平和祈念式に出席しました。この式には初めて国連事務総長やアメリカ大使が出席しました。このときの事務総長のメッセージの最後に『核兵器のない世界という私たちの夢を実現しましょう。私たちの子どもたちや、その後のすべての人々が自由で、安全で、平和に暮らせるために。』と述べた。そして翌年東日本大震災のとき、福島原発事故が起き多くの人々があらゆるものが失われたのです。
   絵本カフェにある平和・戦争関係の絵本・児童書を載せます。 
 葉 祥明 地雷シリーズ  絵 葉 祥明  自由国民社刊 
       『地雷ではなく花をください』 文 柳瀬房子
       『続地雷ではなく花をください』 文 柳瀬房子
       『続・続・地雷ではなく花をください』 文 柳瀬房子 
       『心をこめて地雷ではなく花をください』 文 柳瀬房子
       『ありがとう地雷ではなく花をください』  文 柳瀬房子 
『あの夏の日』(長崎原爆投下の絵本)  絵・文・ 葉 祥明  自由国民社刊
『ゴンダールのやさしい花』(アフリカ内戦における飢餓)
    絵・葉 祥明 文・みなみ ななみ    自由国民社刊 
『夢につばさを』(ベトナム枯葉剤の絵本)
    絵・葉 祥明 作・こやま峰子      自由国民社刊 
『美しい朝に』(福島原発事故に関する絵本)絵・葉 祥明  自由国民社刊 
『約束』(戦没画学生の慰霊美術館「無言館」開設に至る物語) 
    作・窪島誠一郎  絵・かせ りょう   アリス館 
『対馬丸(つしままる)』(軍の命令で九州へ疎開する沖縄の人々1661名をのせた船がアメリカ軍の潜水艦の魚雷攻撃を受け沈没) 
    作・大城立裕  (アニメ絵本)  理論社
『コルベ神父物語』(第2次世界大戦ドイツ・ナチに捕らわれた神父は)
    著・曽野綾子 画・西島伊三雄  聖母の騎士社刊
『ひろしまのピカ』(丸木 俊が描く広島のあの日) 
    絵・文・丸木 俊      小峰書店刊 
『えんぴつびな』(シンペイちゃんがえんぴつでつくってくれたおひなさま。空襲が
          あった日、シンペイちゃんは死んでしまった) 
   作・長崎源之助  絵・長谷川知子  金の星社刊 
『戦火のなかの子どもたち』(長い時間が経っています。ベトナム戦争の話です)
   作・岩崎ちひろ   岩崎書店刊 
『風が吹くとき』(核戦争でもし原爆がおちたら)
   作・レイモンド・ブリッグズ  訳・小林忠夫 篠崎書林刊 
『MY  HIROSHIMA』(オーストラリアに住む日本人女性が戦争と原爆の悲劇を
              やさしい英文で描いた絵本) 
   著・森本順子      ブッキング社刊 
『まちんと』(あの広島に原爆が落ちた日、3歳の女の子が、「まちんと、まちんと
        」といいながら息をひきとった)
   文・松やみよこ  絵・司 修
『なぜ戦争はよくないか』(2001年9月11日のテロ攻撃に対して、自国アメリカ
                がおこなった報復の現実を知る) 
 文・アリス・ウオーカー 絵・ステファーノ・ブイタール 訳・長田 弘
               偕成社刊 
『井上ひさしの子どもにつたえる日本国憲法』(戦争が終わり、平和な国を目指しました。その基本が憲法です。子どもにわかりやすく解説しています) 
  絵・いわさきちひろ    講談社刊 
『ベトナムのダーちゃん』児童書  (ベトナム戦争をしるための一冊です)
  文・早乙女勝元  画・遠藤てるよ  童心社刊
『おこりじぞう』児童書  (これも広島の原爆のお話です) 
  作・山口勇子  絵・四国五郎  新日本出版社刊 
『ちいちゃんのかげおくり』児童書(戦争の惨さを、ちいちゃんが訴えます) 
  作・あまんきみこ  絵・上野紀子  あかね書房刊  
『かんからさんしん物語』児童書(沖縄の戦争で子どもたちはどう生き抜いたか)
  作・島津与志  絵・戸井昌造  理論社刊
『世界がもし100人の村だったら』(世界中を感動でつつんだインターネットの民話)  再話・池田香代子 対訳・ダグラス・ラミス  マガジンハウス刊
『日本がもし100人の村だったら』(日本を考える一冊です)
  池上彰  協力・池田香代子  マガジンハウス刊 
『はだしのゲン』児童書 上・中・下(永遠の戦争・原爆の文学)
  原作・中沢啓治   作・深沢一夫    汐文社刊
『被爆者 60年目のことば』写真集(広島の被爆者をみつめた写真集)
  写真・文・会田法行    ポプラ社刊   
           原発に関する絵本・写真集
『森の木』(福島から来られた農業を営まれている佐藤さんが講演の中でこの絵本をとりあげました。なぜ原発を誘致したか?この絵本が暗示していると)
     作・川端誠         BL出版刊
『のこされた動物たち』写真集(福島在住の山田さんさんからの寄贈です。原発事故の後、人と一緒に住んでいた動物たちは置いていかれました。置いていかざるを得なかったのです)
    写真・文・太田康介   飛鳥新社刊
『待ちつづける動物たち』写真集(第2集の写真集です。同じく山田さんからです。動物たちはまだ待っているのです。なにも終わっていないのです)
    写真・文・太田康介   飛鳥新社刊
『原発崩壊』写真集(原発とは?原発の問題性を鋭く問うている) 
   写真・樋口健二


     
 

       
       

2012年7月29日日曜日

絵本紹介


子供が絵本の棚から取り出した絵本、親が取り出してみていた絵本。何冊か取り上げてみます。                                     
    『おこりんぼママ』ユッタ。・バウアー作・小森香折訳  小学館発行      
               ママは、いつもおこっている!!ぼくは、からだがバラバラになってしまった。だってママはおおきなこえでおこるんだもの。ママはぼく 
 
おこりんぼママ
のからだをみつけてくれるかな?だって、ぼくママだいすきなんだもん。                                                                                                                                                                                                                                                        『ねないこだれだ』 せな けいこ さく え 福音館書店                                                                                     

   我が家「こどもからまごへ」の永遠の絵本。寝せるときに読むと、泣く子と笑う子がいました。                                                                     
ねないこだれだ
               
『ずーっとずっと 大好きだよ』 ハンス・ウイルヘルム 絵と文 評論社            
この絵本も我が家にとっては大切な絵本でです。ここに住むようになったとき、北海道犬を連れてきました(子犬)名前をモルとつけました。成犬になり、子供を産みました。トックと名前をつけました。モルは16年、トックは15年私たちと暮らしました。モルは鎖をつけたまま行方不明になり、探し続けましたが見つけることは出来ませんでした。後を追うようにトックは亡くなりました。その後に住んだのは、やはり北海道犬で、子犬から我が家にきました。真っ白い毛で、ちょ うどソフトバンクの宣伝にでてくる北海道犬とそっくりでした。名前を「フレップ」とつけました。10年ほど私たちと暮らしました。この絵本は我が家のこどもたちが26年余動物と(ほかにチャボもいました)過ごしてたことと重なりあう絵本なのです。                                         
ず-っと ずっとだいすきだよ 






2012年7月16日月曜日

夏本番 樺山小学校新緑フェスティバル

7月7日七夕の日、毎年恒例の樺山小学校主催の新緑フェスティバルが小学校のグランドで催されました。25年前、この小さな学校は廃校が決まり、当時の児童父母や、地域の人々、卒業OBの方々の存続運動で残りました。運動会の準備金や、子供たちの活動資金に少しでも役に立たないかと父母の家の庭先で始めたのがこのバザーなのです。その後、広いところでということでスキー場の集会施設(旧サンスポーツランド)で開催し、22.3年前から、町内、地域の人々に学校をみてもらい、また北海道の小規模校の現状や、複式授業の特徴、当時の教育が抱える問題点等を各教室にパネル展示を行い、解説を父母がしました。(現在はおこなわれておりません)
 現在は飲食部門・フリーマーケット部門・児童が運営するフリーマーケット部門・卒業児童の父母が出店する飲食部門があり、森林組合のボランティアの人が教えてくれる木工教室等のブースがあり、また余興として、毎年樺山小学校の児童による、よさこいソーランの踊り、倶知安中学校のブラスバンドの演奏、卒業児童の父母が中心のジャズ演奏、今年参加のキッズダンスチーム・最後を締めくくるバナナ・野菜の叩き売りと抽選会と盛りだくさんのフェスティバルとなり、大勢の人が参加する催しものとなりました。

只今準備中
大盛況



飲食ブース


2012年6月23日土曜日

寒い日が続く6月  庭の花や、ハーブは元気です。

6月の下旬だというのに気温は上がりません。羊蹄山やニセコの山々にも残雪があり、麓からもはっきりと見えます。このような低い気温のなかでも庭の草花やハーブが濃い色になってきています。お母さんの趣味の野菜作りも今が最中です。(猫の額くらいの場所ですが)ハーブ茶は、今が旬の葉を摘んでいただきます。

お母さんの畑?





庭の花々


庭のハーブ

看板に蔦がからんできました

2012年6月17日日曜日

福島から まだ終わっていない原発事故

昨日、福島の山田さん(3月31日付けのブログで紹介)から本とお手紙が届きました。政府は大飯原発の再稼動を決定しました。そんな折、宅急便で届いたのです。お手紙には『ここ福島のあれからですが、主要な公共施設や、学校、公園などの除染が一通り済みました。今年の運動会も屋外で行われ、行政側は以前の生活の回復をアピールしてますが、私たちは少なくともそんなに甘く考えていません。モニタリングポストは、かなりの数設置されましたが、基本的に除染の済んだところに置いて低い数値を表示しています。一歩、違う場所を自前の線量計で計れば跳ね上がります。私の職場も一部線量が高く、市側で計測に来ましたが、指針以下の為、自分でやるか来年以降になりますとのことです。派遣されたのは、孫も居ない臨時の定年した元市役所職員2名です。もっと適任の若い求職者があふれているとおもいますが。   私の子供は学校の牛乳は飲みませんし、水泳、または屋外活動も極力控えています。娘の小学校の前任の校長は、通学路をご自分で線量計で計測するような方でしたが、今年から、赴任の校長は体育会系を自認して、屋外活動を推奨。かなり教育委員会のイエスマンです。学年主任に至っては、今残っている親御さんたちは、放射線量を気にしていない方でしょと発言。これはPTAで問題になりました。仕事や経済的事情、介護など、やむを得ず残った方はたくさんいます。去年、前任の校長とタッグを組んでがんばっていた教頭、今は新任の校長には何も言えない関係です。彼は私たちの信頼を失う代わりに出世居や保身を選択したのでしょう。なかなか難しい現場です。よそでは辞職された先生もおられるそうです。行政叱り、教育現場しかり、子を持つ親としては、失望、怒り、混乱です。政治家や官僚,そして研究者は集団と統計で物事を判断、分析しようとしていますよね。ただちに健康に影響はないといっても、庶民に必要な情報を提供しているといえば、小出しにしてうやむや。自分の自治体を信用できないのは惨めですね。故郷愛が薄れます。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・』とありました。
      このお手紙を読むと、いかに今の再稼動のことが砂上の楼閣であるかということですね。送られ来た本は、飛鳥新社発行・大田康介 著 『待ちつづける動物たち』 先に発行された『のこされた動物たち』の2部作。 ダイヤモンド社発行・広瀬隆 著『原子炉時限爆弾』 岩波新書・広河隆一 著『福島 原発と人びと』     

原子炉時限爆弾


待ちつづける動物たち
福島 原発と人びと

2012年6月15日金曜日

6月は運動会の季節

6月2日(土曜日)は八雲に居る長女の娘の運動会へ車で行ってきました。700人余の小学校なので、孫を見つけるのに大変でした。

八雲小学校の運動会。徒競走

 
                                           次の日、3日(日曜日)は地域の学校樺山小学校の運動会でした。この学校は全校生徒22名で八雲の小学校に比べると家族的な運動会です。我が家の子どもたち4人はこの学校で運動会を6年間してきました。

樺山小の運動会校庭の奥にはまだ雪が残っています
 昼休みにはあちこちでバーべキュウで盛り上がります。

全校生徒による「よさこいそーらん」
       
伝統の踊り、皆で「じゃが音頭」
この学校の運動会には、昔から受け継がれてきた競技があります。この地域がまだ農家が多かった時代、各農家では縄を編むことは当たり前でした。稲藁を使い上手に縄を編むことは子どもに課せられた仕事でもありました。この伝統が昔から「縄ナエ競争」として現在も子どもたちに受け継がれ、運動会の競技としてあります。審査には地元のおじいさんがあたり、長さと撚りの細かさ強さで勝敗が決まるのです。もちろん紅白リレーがメイン種目ですが、この「縄ナエ」競争もメイン種目なのです

うまく縄を編むことが出来るかな。樺山小学校の伝統種目です


2012年5月31日木曜日

庭の一輪の花

前回に紹介しました「しらねあおい」のそばに「ひとりしずか」と「はくさんちどり」の花が咲きました。毎年咲くのを楽しみにしている花です。



ひとりしずか



はくさんちどり
どんぐりの木が緑の葉が濃くなりはじめました。もう時期、木々を渡る風が心地よく感じられます。        

2012年5月21日月曜日

庭の一輪の花

暖かい陽気が続いたので庭にテーブルをだしました。そのちかくに今年も「しらねあおい」の花が咲きました。岩の陰にひっそりと咲いています。






テーブルと「しらねあおい」

2012年5月20日日曜日

有島武郎と児童文学  ニセコから(2)

有島武郎の児童の読み物として知られているのは「一房の葡萄」で、昔の国語の教科書にはよく取り上げられていました。教師と生徒、生徒同士の関係、現在の学校のあり方を考える上で、けっして古い読みもではないと思います。是非一度手にとって読んでみてください。有島武郎の8編の童話は有島の人生観と3人の子どもに対する愛情から生まれたといわれています。

「一房の葡萄」角川文庫
                      
有島記念館よりアンヌプリをみる