2013年7月28日日曜日

堅い話のあとで  ちょっと一休み

庭にあじさいの花が咲きました。あじさいの花は夏の花です。涼しさを感じる花です。その花を見ながら、夏の一品、アイスクリームとクレープその上にかかる手作りの桑の実のジャム。召し上がってください。
アイスクリームとクレープ

あじさいの咲く庭

日本国憲法のはなし

今日の話題はちょっと硬い話になりますが、聞いてください。先の参議院選挙の争点となりました憲法のことです。私たちは『日本国憲法』のことをどれだけ知っているのでしょうか?小学校・中学校・義務教育の場で、大事な授業として教えられてきましたか?。また1989年11月20日、第44回国連総会において満場一致で採択された『子どもの権利条約』(日本がこの条約を批准したのは1994年4月22日、世界では158番目の締約国)は、憲法との関わりや、いじめの問題を考える上で、授業に是非取り上げてほしいと願っているのですが、どうでしょうか。
 カフェに置いてある本を載せてみます。
「子どもにつたえる日本国憲法」講談社刊

「日本国憲法」小学館刊

「日本国憲法第九条」影書房刊

『憲法に関する小冊子三冊』童話屋刊

「子どもの権利条約」岩波ジュニア新書刊
「子どもにつたえる日本国憲法」は憲法記念日の絵本ということで一度紹介しました。井上ひさしさんのやさしい記述と、いわさきちひろさんのすてきな絵で綴る憲法の絵本です。 
 「日本国憲法」はなんとコンビで販売しているのです。(セブンイレブンのみ・・・この販売店のみがちょっと残念ですが)画期的なことです。それも525円(税込み)というお手ごろ価格なのです。美しい写真と大きな文字と、ふりがなつきで是非子どもといっしょに読んでおきたい一冊です。 
 「日本国憲法第九条」は腰をすえて読まなければならなく、しょうしょ時間がかかります。どのような過程で第九条ができたのか書かれています。 伊藤成彦 著 
 憲法に関する小冊子  「天は人の上に人をつくらず」安野光雅がキング牧師やリンカーンそして福沢諭吉から学びとり、日本国憲法との関わりを語ってくれています。「あたらしい憲法のはなし」この本は復刻版であります。「日本国憲法」が公布された翌年に、文部省が作った中学1年用の社会科の教科書を復刊したものです。(「あたらしい憲法のはなし」は、1947年ー昭和22年ー8月2日文部省が発行した中学1年用の社会科の教科書でありました。1952年ー昭和26年ー3月まで使用されていましたが、1952年4月から姿を消しました。 「日本国憲法」の表紙に『子ども達、この新しい世紀のはじめに、「日本国憲法」を読みなさい。なぜいのちや一個人というものが尊いのか、なぜ自由や平等が大切であるのかを、深く考え,話し合ってほしい。・・・そして、ともに遠く未来をみつめよう。千年後の子どもたちに遺すもの・・・青い星、地球。』英訳日本国憲法付き 
 「子どもの権利条約」この条約が話題になったころ日本では校内暴力、いじめの問題がでてきていました。いまだに、いじめの問題がニュースで大きく取り上げられています。なぜ文部省では、この「子どもの権利条約」のことを授業で取り上げないのでしょうか。へんな道徳教育よりもよっぽど良いとおもうのですが?。中学生の英語の授業にも活用できます。英訳版付ですから。 
 

2013年7月21日日曜日

じゃがいもの花の続きです

じゃがいもの花の色のことをいいましたが、じゃがいもそのものにも色があります。倶知安では作っている人いるとは聞きませんが紫、赤、濃い黄色の色があり、名前もシャドウークイーン、ノーザンルビー。インカのひとみと呼ばれているそうです。わたしたちの子どものころのじゃがいもの食べ方は塩茹でしてそのまま食べるか、贅沢してバターをつけるか、大人のまねをして塩辛をつけてたべました。その頃の子どもにとって最高のじゃがいもの料理は、母親が作ってくれる、じゃがいもコロッケとじゃがいもをつぶし、すりこぎで練って作るいももちでした。じゃがいもの時期になると食べたくなります。 
     今日は羊蹄山がきれいに見え、その下に広がじゃがいも畑を撮りました。じゃがいもの絵本が無く、じゃがいもがでてくる絵本2冊をみつけました。
  『マーヤのやさいばたけ』レーナ・アンダション作・やまのうち きよこ訳 富山房刊
  『やさいすーぷ と りえちゃん』きじま せつこ 作 フルーベル館
当カフェにもじゅがいもを使用したランチがあります。「巣ごもりポテトランチ」です。ご賞味下さい。

羊蹄山とじゃがいも畑 
マーヤのやさいばたけ
やさいすーぷ と りえちゃん


じゃがいもの巣ごもりポテトランチ


2013年7月19日金曜日

じゃがいもの花が真っ盛り

今、羊蹄山麓の畑は,じゃがいもの花が咲き乱れています。じゃがいもの種類によって花の色が違います。白い花は、トウヤというじゃがいもです。薄紫色の花はダンシャクかキタアカリのじゃがいもです。

一面のじゃがいも畑とじゃがいもの花

2013年7月18日木曜日

桑の実ジャムの続き

桑の木と桑の実
風や雨で、桑の実もほとんど落ち、しばらくすると葉だけになってしまうでしょう。私の子どもの頃、桑の実を口一杯に頬張り、口のまわりがくろくなってしまった思い出があります。
  古来アイヌの人たちは桑の木を冬に雪の中を歩くカンジキとして利用していたようです。
「木の実とともだち」 絵と文 下田智美 偕成社刊  

「たべられるきのみ」菅原久夫 文 高森登志夫 絵 
                              
「アイヌ植物誌」福岡イト子 著 佐藤寿子挿画      
木の実に関する絵本と本を3冊並べてみました。「木の実とともだち」の絵本は、木の実を見つけて食べて、ジャムやケーキなどをつくる楽しみを載せています。
 「たべらるきのみ」(福音館書店刊)は身近にある食べられる木の実をスケッチで描いているおいしそうな絵本です。 
 「アイヌ植物誌」(草風館発行)は以前著者の福岡イト子さんが宿泊されたときに置いていってくれた本で、アイヌの人々が自然の恵みと共にいかに知恵を出し生きてきたかという本で、今に通じる本の一冊だとおもいます。

2013年7月16日火曜日

桑の実のジャム

昨年はほとんど実をつけなかった桑の木。今年はたくさんの実をつけました。さっそく落ちた実を拾いジャムを作りました。 このジャムはとても手間がかかります。拾い集め、洗い、次の手順が一番手間がかかります。桑の実についている小さな茎部分を爪きりやハサミで切るのです。そのあとまた洗い、砂糖を入れコトコト煮て完成です。
桑の木

桑の木から落ちた桑の実

洗った桑の実の小さな茎をハサミで落としています。

コトコト煮て完成です。このジャムをアイスクリームにのせました。

2013年7月3日水曜日

あまん きみこの絵本

あまん きみこの絵本3冊を取り上げてみます。


上から「ちいちゃんのかげおくり」「天の町やなぎ通り」「海うさぎのきた日」
『ちいちゃんのかげおくり』・・・「かげおくりって、なに?」と、ちいちゃんもたずねました。「とお、かぞえるあいだ、かげぼうしをじっと見つめるのさ。とお、といったら、空を見上げる。すると、かげぼうしがそっくり空にうつってみえる。」と、おとうさんがせつめいしました。・・・・・・つぎの日。からだのよわいおとうさんは、せんそうへといってしまったのです。
     あかね書房刊   あまんきみこ 作   上野紀子 絵  
『天の町やなぎ通り』・・・[てんのまちやなぎどおり四ちょうめ十一ばん  しらはまなみこさま]
  小さな町の小さなゆうびん局で、その日もこんな手紙が見つかりました。これで六通になりました。局長さんは困ってしまいました。この住所はどこにもありません。でたらめな住所なのです。それは子どもの字でした。局長さんは封筒の裏の差出人の住所を訪ねることにしました。・・・・・・・・
    あかね書房刊    あまんきみこ 作   黒井 健 絵
『海うさぎのきた日』・・・このごろわかばだんちでは、なわとびがはやっているの。でも、わたし、だめ。うまくとべないもの。みんな、どうしてあんなにとべるのかな。・・・・・・・・・・
 おおなみ こなみ
 ぐるっと まわって ねーこの目
りっちゃんは、なわとびがうまくできません。ある日、波を見に、海へゆきました。砂浜では、うさぎたちが、なわとびをしていました。・・・・・・・・・・・・・・
   小峰書店刊      あまんきみこ 作   南塚直子 絵