2013年12月6日金曜日

特定秘密法案を危惧する 


スキー場も雪に覆われてきました。もうじきスキー場は賑わうことでしょう。 久しぶりに投稿します。一言いわずにいられない政治状況です。この法案は、本当に国民を守るものなのでしょうか。そんなことは無いと、歴史を顧みれば嘘とわかります。  ニセコの山から第二次世界大戦中使用された日本の戦闘機ゼロ戦の残骸が発見されました。発見された機体の一部は倶知安町の風土館に展示されています。なぜニセコの山にこの戦闘機があったかというと、ニセコの山頂の冬の気象条件が上空を飛ぶゼロ戦にどのように雪氷がつくのか調査研究機関があったそうです。もちろん軍事機密で山頂に登ることも出来ませんでした。 昭和19年2月、「日本百名山」の著者である深田久弥はニセコアンヌプリ山頂へスキー登山を試みたが、山頂は登山禁止になっているので引き返ったという記述がニセコアンヌプリ紀行に書かれています。深田自身は山頂に何があるか知らなかったらしく軍事機密ということだけが記述されていました。いま自由にスキーや、ボードで滑ることができるアンヌプリの山も軍事機密のもとでは立ち入ることもできなかったのです。
 今一番懸念されていることは原発に関する情報です。今でも少ない情報がますます国民の側に  隠されことが多くなるのではないかと心配です。またこの法案の行く手には「憲法改正」というシナリオが待ち構えているようです。決して『日本が戦争出来る国』にしてはいけないのです。  子供たちが笑みを失うような国にしてはいけないのです。
     この『特定秘密保護法案』は日本の国を間違った方向へと向かわせる危険が大いにあります。私は反対です。

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