2013年4月11日木曜日

春の陽差しが差し込む部屋で本を読むのはいかがですか。

ようやく春らしくなり雪がどんどんとけていく今日この頃です。ニセコの山々も春の山肌になってきました。
 ホールや2階の喫茶室に陽が差し込むとポカポカと暖かくなりコーヒーと本を読むにはピッタリの場所となります。
 こんな日に、この一冊の本はいかがでしょうか。
  小熊秀雄ー詩・ひと・童話・-『飛ぶ橇(そり)文庫』 
               小熊秀雄賞市民実行委員会刊 
『飛ぶ橇文庫』
小熊秀雄・・・・1901年(明治34年)小樽にて出生 1922年(大正11年)旭川移住。1923年(大正13年22歳)最初の詩作、童話を旭川新聞に発表。1925年(大正14年)24歳のとき小学校の音楽教師、崎本つねこ子と結婚、翌年長男「焔」出生。1927年(昭和2年)26歳詩誌「円筒帽」を発刊。1931年(昭和6年)プロレタリア詩人会に入会。プロレタリア文学運動に参加。1933年(昭和8年)32歳小林多喜二の関連で、拘留される。1935年(昭和10年)34歳長編詩「飛ぶ橇」を発行。1939年(昭和14年)38歳、荒正人等らと「現代文学」創刊。1940年(昭和15年)39歳、旭太郎のペンネームで子供向け漫画の「火星探検」の台本を書いた。この年の11月20日東京豊島区千早町のアパート自室で肺結核で逝去。
  1967年(昭和57年)小熊秀雄賞制定
絵本カフェに置いてある小熊秀雄「飛ぶ橇文庫」は童話・詩集等10冊入っています。気軽に陽にあたるところで読んでいただきたい一冊です。

上・2階の喫茶室ゆっくり本が読めます。下・ホールの陽あたりよいテーブル。

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