2013年4月6日土曜日

電子絵本イベント

3月31日に直木賞作家、佐々木譲氏による『電子絵本』による朗読イベントを催しました。前半はチェロ奏者、竹本利郎氏の演奏があり、子供たちに楽器の構造をわ分かりやすく説明していただきました。竹本氏は佐々木氏の電子絵本『図書館の子』の音楽を担当しました。  佐々木氏が北海道から電子書籍を発行するプロジュクトを立ち上げて活動しています。その第三弾として、『図書館の子』が完成しました。当日はi-padからプロジェクターを通してスクリーンに  投影して佐々木氏が朗読しました。
 『図書館の子』のあらすじ
   吹雪のきざしの冬のある日。「ぼく」は用事で出かけたかあさんの帰りを街の図書館で待っていた。日が暮れてもかあさんの迎えはなく、窓の外は猛吹雪。早めの閉館を決めた大人たちは、「ぼく」に気付かず、ドアを閉めて帰ってしまった。閉じ込められた「ぼく」の前に現れたのは、奇妙な服を着た「おじさん」。「おじさん」が本を開くとそこには不思議な世界が広がっていた・・・・・。                              

チェロの演奏と電子絵本の朗読
「図書館の子」挿絵

「図書館の子」の前に「サーカスが燃えた」と「はるがくる」の朗読がありました。 
 『サーカスが燃えた』は佐々木氏が実際の体験に基づいた童話です。札幌に住んでいた1959年6月札幌で実際に起こっています。
 『はるがくる』は佐々木氏監修のもと、絵本の原作となるシナリオを北海道で一般公募して、美幌町出身の寺崎好美さんが選ばれ、イラストは北見市出身の佐々木美保さんが手がけました。

「サーカスが燃えた」と「はるがくる」
『図書館の子』はi-padアプリhttp://jpbp.org/project03/jp.html有料配信中・350円  
『サーカスは燃えた』『はるがくる』はiTunes Storeのi-padで配信中

子供たちは電子絵本を見たのは初めてらしく興味深くi-padの画面をみていました。この電子絵本については様々な意見があります。機会がありましたら、絵本の今後ということもとりあげていきたいと思っています。

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